歴史深く、自然にも恵まれた会津の地には、たくさんの“おみやげ”がある。多くは、会津領主・蒲生氏郷公の時代に興り、保科正之公が発展させて―。「会津漆器」や「赤ベコ」などの伝統工芸・民芸品や、会津平の山河より醸された地酒、そして、郷里の味を宿した昔ながらの上菓子・駄菓子など、食品・菓子も実に多彩。会津という土地が産(さん)した会津の“お土産”―。そんな会津のくれた宝の数々に、接する。
おみやげ全一覧
工芸・民芸品
会津若松エリア
400年前の天正年間、会津藩主・蒲生氏郷(がもううじさと)公が綿花栽培を奨励し、木綿を織ったのが、「会津もめん」の始まりと伝えられている。以来、会津の各地域に深く根付き、あの白虎隊士や野口英世も、少年時代、日常着として親しんだという。“野良着”としてスタートし... [詳細をみる]
お土産一般
工芸・民芸品
会津若松エリア
戊辰戦争の頃、新選組副長・土方歳三が宿泊した清水屋旅館跡や、会津新選組隊長・斎藤一(藤田五郎)が眠る阿弥陀寺があるなど、新撰組とゆかりのある、七日町。その七日町駅のすぐ近くに、「会津新撰組記念館(骨董むかしや)」は、建っている。明治22(1889)年に建てられ... [詳細をみる]
漆器
会津若松エリア
「会津のうつわ 工房鈴蘭」のコンセプトは、“かわいい漆器”。しきいが高いと思われがちな「会津漆器」を、より親しみやすいかたちで紹介している。「会津漆器」とは、福島県の会津地方に伝わる伝統工芸品のこと。安土桃山時代に会津藩主となった蒲生氏郷(がもううじさと)公が... [詳細をみる]
地酒
会津若松エリア
会津若松の市街地から国道を南に下ること、およそ7分―、豊かな穀倉地帯・門田の地に、会津の名酒「会津娘」を醸している「高橋庄作酒造店」の白い蔵が佇んでいる。周囲には穏やかな田園風景が広がり、すぐ東を仰ぎ見れば大戸山系の山々が連なり、西を向けば阿賀川が悠然と流れて... [詳細をみる]
食品・菓子
会津若松エリア
嘉永元(1848)年創業、「会津駄菓子 本家長門屋」―。代々造り酒屋を生業としていた酒屋・佐平(屋号「長門屋」)に、時の会津藩公・松平容敬(かたたか)公より「庶民の菓子を作れ」との命が下って以来、160年余。「本家長門屋」は、その長きに渡って、この会津の地にて... [詳細をみる]