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會津藩校 日新館

〒969-3441
福島県会津若松市河東町南高野字高塚山10
TEL.0242-75-2525
FAX.0242-75-3215

[営業時間]
9:00~16:00
定休日/年中無休
[料金]
大人600円、中高生500円、小学生450円
[アクセス]
「JR会津若松駅」よりタクシー15分
「JR磐越西線広田駅」よりタクシー5分
河東地区コミュニティバス「みなづる号」25分
磐越自動車道「会津若松IC」から車で10分
磐越自動車道「磐梯河東IC」から車で5分
※駐車場あり
普通車200台、大型バス50台

基本情報

江戸時代の太平が200年も続いた頃、かつて厳格だった士道は弛み、道徳心も廃れ、そこへきて、“天明の大飢饉”が起こった。そういった危機の時代にあって、家老・田中玄宰(はるなか)は、5代藩主・松平容頌(かたのぶ)に、藩政の改革を進言。“教育の振興”をその改革の中心に据え、5年を超える月日と多額な資金を費やして、享和3(1803)年、鶴ヶ城のすぐ西隣に「會津藩校 日新館」を完成させた。以降、会津における最高学府として、文武両道の優れた人材を数多く輩出してきたが、戊辰戦争の際に焼失。現在は、会津若松市河東町に、当時の威容そのままに、復元されている。

こだわり・みどころ

白虎隊士らも学んだ、会津藩の最高学府

花色紐組(上士)以上の会津藩士の子弟は、10歳になると「日新館」に入学する。全国でも最高水準の教育が行われ、その教育の中心となるのは儒教の教典を修める素読の講義と、弓・馬・槍・剣の武術修練。その他に選択制で専門科目が用意されており、数学、天文学、医学、礼式、神道、皇学、雅楽、和学など、実に多岐に渡る学問領域が教授されていた。この高度な教育環境の中で、会津藩士の子弟たちは、一人前の会津武士へと成長していく。白虎隊士らもここで学び、現在、その時のようすを再現する展示がなされている。

◇人形たちによる当時の再現、学びの気風に充ち満ちて―

八重を通して眺める、激動の時代を生きた会津のすがた

平成24(2012)年から、新島(山本)八重の没後80年を記念して、「新島八重 企画パネル展」が開催されている。ここでは、平成25(2013)年NHK大河ドラマ「八重の桜」の放送に合わせて、八重の生涯に関わる資料に触れることができる。“幕末のジャンヌ・ダルク”と呼ばれ、維新後には“ハンサム・ウーマン”として新島襄と共に生き、そして、どのような晩年を迎えたのか。その凛とした激動の生涯に、想いを馳せる―。

◇戊辰の籠城戦当時を思わせる、男装の八重が迎えてくれる

会津を“体験する”―、体で感じる会津の魅力

この「會津藩校 日新館」では、さまざまな体験メニューが用意されている。「坐禅」に「茶道」、「弓道」、そして、会津の工芸品・民芸品の作業体験―、「赤ベコ」や「起上がり小法師」、そして、会津の焼き物・「絵皿」の絵付けなど。会津とより親しくなれるこれらの体験は、きっと、あなたの旅の思い出に、鮮やかな彩りを添えてくれることだろう。

◇「赤」は魔除け、「ベコ」は牛の意―、あなただけの「赤ベコ」を

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