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飯盛山 会津さざえ堂

福島県会津若松市一箕町八幡弁天下1404

[営業時間]
定休日/年中無休
[料金]
大人400円、高校生300円、小中学生200円
[アクセス]
ハイカラさん・あかべぇ「飯盛山下」下車、徒歩5分
磐越自動車道「会津若松IC」より約15分

基本情報

「会津さざえ堂」(国指定重要文化財)は正式名称を「円通三匝堂(えんつうさんそうどう)」といい、寛政8(1796)年、福島県会津若松市の飯盛山に建立された、高さ16.5メートル、六角三層の仏堂である。
二重螺旋構造の堂内には西国三十三観音像が安置されていて、参拝者はお堂をめぐっていくことにより、これらすべての観音像にお参りができる。さらに、上りと下りが全く別の通路になっている一方通行の構造となっているため、参拝者は他の参拝者とすれ違うことなく堂内をめぐることができてしまう。この世界的にも珍しい建築構造を持っているため、「会津さざえ堂」は、平成8 (1996)年に国の重要文化財に指定されている。

こだわり・みどころ

庶民の夢をかなえた「さざえ堂」

江戸時代の庶民にとって、会津より西に出て各札所をめぐるのは、ひとつの夢であった。しかし、大半は実行するための財も時間もなく、諦めざるを得なかった。三十三体の観音像を安置する「さざえ堂」は、まさにそんな庶民の夢をかなえるためにできたもの。一度に三十三の観音像を廻ることができるこの構造は、大いに庶民の人気を得た。堂内に貼られた無数のお札は、その様子を如実に表している。

◇郁堂禅師像と無数のお札にこめられた、人の願い―

独特な構造、その立体迷宮

らせん構造の仏堂は、18世紀の巡礼ブームの影響もあり、全国でいくつも建てられた。しかし、「会津さざえ堂」のように二重の構造になった仏堂は他に見られない。その奇妙さは、堂内に足を踏み入れれば、自ずとわかってくる。平衡感覚を失う斜めの床、ただ歩を進めていくだけなのに誰ともすれ違うことなく仏堂をめぐってしまうマジック。その名状し難い魅力は、時代を超えてわれわれを魅了し続けている。

◇内側に傾いだ通路に眩暈のような感覚を覚える

天才の発想か、夢のお告げか

奇妙な二重らせん構造、この由来もまた、奇妙だ。ひとつには考案者である郁堂禅師が二重紙縒の夢を見て発想を得たという説がある。また、一方には、レオナルド・ダ・ヴィンチが設計した、フランスのシャンボール城内部にある二重螺旋階段、この発想が蘭書に載って会津まで伝わったのではないかという説もある。どちらが真実なのか、真の由来はいまだ謎のまま―。

◇生物のような動的な外観、何がこれを創らしめたのか―

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