
四代目 鰻のえびや
〒965-0035
福島県会津若松市馬場町1-21
TEL.0242-22-1288
FAX.0242-32-7842
- [営業時間]
- 11:00~21:30(仕込準備のため、14:30〜16:00はお休み)
定休日/不定休 - [アクセス]
- ハイカラさん・バス停「市役所前」下車3分
「会津若松IC」から車で15分
基本情報
創業明治35年、現在、4代目を数える老舗・「鰻のえびや」。建物は何と築130年にもなり、もはや文化財的な佇まいを見せている。明治の頃よりうなぎを焼いているが、その屋号たるや、「えびや」。これは、以前に天秤棒を担いで「川えび」を売っていたことに由来するという。屋号からして洒落っ気を感じるが、当代も気さくな方。老舗だが、肩肘張らず伸びやかに、食事を楽しめる雰囲気が、この「えびや」には満ちている。心地よく、伝統の味を楽しめる―、そのぜいたく。

こだわり・みどころ
「えびや」名物の階段―、その色合いに歴史を感じて
「う」の字の暖簾(のれん)が掛かる玄関を通り過ぎると、名物の階段がお出迎え。明治の時より、蒲焼きの濃厚な煙にいぶられて、柱も梁も、まさに炭のように黒々と、深く美しい風合いを湛えている。レトロでノスタルジックな空間に、蒲焼きの香りがふわりと漂い―、この雰囲気が、うなぎの味を一層引き立てる。
◇そこかしこに時の堆積を感じる、「えびや」の建物

土用の丑の日は“うなぎ供養”でお休み?
おすすめ料理は、もちろんうな重。良質の炭火でじっくり、ふんわり焼き上げて、全国のうなぎファンの舌を満足させる。そんな味自慢の「えびや」だが、最大の繁盛期・土用の丑の日には、“うなぎ供養”のためと称してお休みをとってしまう。どこまでも茶目っ気がある「えびや」ではあるが、その分しっかりと前夜祭を盛大に行うので、ご安心を。
◇「うな重(大串)」2100円、「うな重(中串)」1522円

絶品・うなぎ料理、いろいろ
「う巻(うなぎを玉子焼きでくるんだもの)」に「茶碗蒸し」、そして「よろい唐揚げ」に「かぶと唐揚げ」(「よろい」はうなぎの骨を、「かぶと」は頭をからりと揚げたもの、ぽりぽりと実に美味)。種々のうなぎ料理を楽しめて―、会津の城下町で過ごす、しあわせな時間。
◇「う巻」420円、「茶碗蒸し」315円、「よろい唐揚げ」210円
