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会津慶山焼 やま陶

〒965-0813
福島県会津若松市東山町石山天寧67
TEL. 0242-26-2507
FAX. 0242-26-2503

[営業時間]
9:00-18:00
定休日/年中無休
※[手びねり体験]9:30~16:30(約1時間)
※[絵つけ体験]9:30~17:00(30分~1時間)
[アクセス]
ハイカラさん・バス停「石山」下車すぐ
あかべぇ・バス停「石山」下車すぐ
磐越自動車道「会津若松IC」から車で15分

基本情報

「会津慶山焼」は、文禄元(1592)年、時の会津藩主・蒲生氏郷(がもううじさと)公が、鶴ヶ城の前身である黒川城に屋根瓦を葺く際、肥前国の唐津から陶工を招いたのが始まりとされている。その後、慶山焼は、大掛かりな資材から日用の器へと制作の場を移し、広く人びとに親しまれてきたものの、第二次大戦後には、窯元が途絶えてしまう。その慶山焼を、現代に甦らせたのが、この「やま陶」(元、香山窯)だ。寺社に残されていた文献を読み解き、さまざまな試行錯誤を重ねて、往事の慶山焼の発色を見事に復元。“伝統”を受け継ぎながらも、“用即美”の精神で、今の世の日常使いにも適した新しい造形に、日々挑戦し続けている。

こだわり・みどころ

日常の美を、ゆかしく支える、生活の器

陶土は、会津東山は慶山の土から精製された粘土。釉薬(ゆうやく/うわぐすり)は、ケヤキと籾殻(もみがら)の灰を加えて作られる灰釉(かいゆう)。会津の地の恵みを原料にして焼き上げられる慶山焼の風合いは、素朴で、そして、やさしい。食器や花器など、日常シーンで親しまれ、食卓・室内に、主張しすぎない“奥ゆかしい美”を添えてくれる。現在では、ビールジョッキやワインカップなど、現代的な新しい造形にも挑んでいる。

◇伝統を大切に、それでいながら、新しい―、慶山焼の器

「会津慶山焼」の看板を背負う、その気概

窯元・「やま陶」は、一度は途絶えた「会津慶山焼」を再興させたことに、凛と誇りを持っている。だから、店棚にも、選び抜かれた逸品しか置かない。そこに、「会津慶山焼」の看板を背負っているという、清々しい気概を感じる。そんな、「会津慶山焼」は、平成19(2007)年には、福島県の伝統的工芸品に指定されている。

◇店には「会津慶山焼」ならではの、素朴な“美”が並ぶ

「会津慶山焼」をより身近に―、体験工房も大好評

店舗のすぐ隣には、工房スペースがあって、ここで一般の方々も「慶山焼」づくりを体験することができる。陶工が直接手ほどきしてくれるので、陶芸が初めての方でも、安心して楽しめるのが嬉しい。「手びねり体験」では、東山・慶山の粘土を自らの手でこねて、器の形を造っていく。「絵付け体験」では、素焼きの器に“呉須(ごす)”という絵の具を使って描いていく。さあ、自由に、あただけの器を作ってみよう。

◇[手びねり]1575円〜、[絵付け]787円〜(※器によって異なる)

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