
会津絵ろうそくまつり(ゆきほたる)
- [開催時期]
- 2月上旬、17:30〜21:00
※平成30(2018)年は2月9日(金)、10日(土)開催
※開催時間は17:30~21:00 - [開催場所]
- 福島県会津若松市「鶴ケ城公園」、「御薬園」、ほか市内各所
[鶴ヶ城]「会津若松駅」からバス20分、
「鶴ヶ城入り口」下車5分
[御薬園]「会津若松駅」からバス30分、
「御薬園」下車すぐ
※まちなか周遊バス「ハイカラさん」は、夜間延長運行
※鶴ヶ城~御薬園などを結ぶシャトルバスも運行予定 - [料金]
- 入場無料 ※鶴ケ城天守閣の登閣は除く
- [お問い合わせ]
- 会津若松観光物産協会 TEL. 0242-24-3000
基本情報
平成12(2000)年に、「会津絵ろうそく」を、もっとよく知ってもらおうと初めて開催されたこの“まつり”は、夜の会津若松を美しく照らす冬の祭典として、今やすっかり定着。メイン会場である「鶴ヶ城」と「御薬園」では、それぞれ異なった世界観を演出していて、見る者の目を豊かに楽しませてくれる。和楽器の響きと共にしめやかに、あるいは、本郷焼きや会津塗りの燭台の上で幽玄と―、「会津絵ろうそく」は美しく燈火を揺らす。鶴ヶ城では天守閣にも上ることが出来(有料)、そこからの眺めは、また壮麗。「ゆきほたる」と形容される、玄妙な雪と燈火の世界に、貴方はきっと酔いしれる。

こだわり・みどころ
「会津絵ろうそく」、その500年の歴史
500年前、時の領主・芦名盛信公が漆樹の栽培を保護。それにより、会津では漆器と共に、ろうそくの製造が盛んになった(漆の実からは高級な“木ろう”が採れる)。その後、蒲生氏郷公や保科正之公の時代で産業・文化が発展。ろうそくに絵を施す「絵ろうそく」が考案された。当時の上流社会に愛用された「会津絵ろうそく」―、花の咲かぬ厳しい会津の冬にあって、職人が丹精込めて描いたその雅な花柄は、人の心に、豊かな彩りとあたたかさを添えたことだろう。
◇職人の手仕事で生み出される四季の草花の絵は、壮麗のひと言

市内各所で、それぞれの光を眺めつつ、会津さんぽ
「鶴ヶ城」と「御薬園」の他にも、会津若松駅や会津東山温泉、七日町通り(阿弥陀寺)や北出丸大通り(西郷頼母邸跡付近)など、市内の各所で「会津絵ろうそく」が同時に灯される。町内会や商店街の参加も募っており、まさに、街を挙げての一大イベント。会場ごとに趣向の異なった燈火を眺めに、会津の夜の街を歩くのも、おもしろい。
◇様々な光の表現を眺める、会津の冬の夜のぜいたく
