鶴ヶ城の「廊下橋」
photo by Nipponia Nippon

NHK大河ドラマ『八重の桜』でも、
山本覚馬(西島秀俊)がご登城の折に通っていた、
この鶴ヶ城の「廊下橋」 ―。
◆「鶴ヶ城」についてはこちらより
⇒http://aizumonogatari.com/tour/702.html
朱色の欄干が目に鮮やかで、
白い雪に、よく映える。
現在は、城の裏口に架かっているように見えるが、
蒲生氏の時代までは、大手門(正門)であり、
さらにさかのぼって、葦名氏の時代には、
屋根付きの橋だったという。
「廊下橋」とは、
本来は、“屋根や壁のある橋”、のことをいい、
鶴ヶ城では、室町の頃の葦名氏の時代の呼称が、
今なお使われている、ということ。
何だか、実に、感慨深い―。