本家 長門屋
photo by Nipponia Nippon

そんな“駄菓子”を、
嘉永元(1848)年の創業以来、
営々と作り続けてきた、
会津若松の「本家 長門屋」。
ここで扱われている“駄菓子”は、
あのころ、百円玉を握りしめて買いに出かけた、
町の駄菓子屋さんに置いてあるお菓子たちとは、
ずいぶん違う。
これは、江戸時代の“駄菓子”。
その、江戸のむかしより、
職人がこだわって作り上げ、伝え続けてきた、
たいせつな、庶民の味。
ひとくち食べれば、
ほら、
「むかし」と「いま」を、豊かにつなぐ、
やさしくて、親しみ深い味がする。