襄と八重ゆかりの、伝道の拠点21. 日本基督教団 会津若松教会
明治十五(一八八二)年、八重は、夫・新島襄と共に、
故郷・会津若松の地を訪れている。
襄にとっては初めての、八重にとっては、戊辰戦争後、
京都に旅立って以来、約十年ぶりの、会津だった。
八重はきっと、万感の想いで、会津の土を踏んだことだろう。
そうして、この地に、会津若松教会が誕生した。
この教会は、襄の東北伝道の拠点となった。
襄の「想い」が詰まった、この会津若松教会を、
八重は、晩年になっても、たいせつにし続けた。
ふたりは、この会津の地を出発点に、東北へと、
信仰が豊かに拡がっていくことを、願ったに違いない。
故郷の会津から東北へ、「えにし」つながり―。
- ■所在地 :
- 福島県会津若松市宮町9-20
- ■連絡先 :
- 0242-27-7997
- ■公共交通 :
- JR会津若松駅よりタクシー7分、バス停最寄り・千石町
- ■料金 :
- 外観、見学自由