スポットで巡る 八重ゆかりの地  繋がりの糸に導かれ、八重と歩く名所・旧跡

年若くとも、誇り高き会津武士13. 飯盛山 白虎隊自刃の地

圧倒的な勢いで迫る新政府軍に押され、潰走し、
白虎隊士らは負傷者を抱えながら、飯盛山に落ち延びる。

そして、白虎隊の少年たち十七名が最後に辿り着いたのが、
遠く西南に鶴ヶ城が眺められる、この飯盛山の中腹だった。

そこで彼らは、天守を覆い隠す、激しい炎と濛々(もうもう)たる黒煙を見た。
武家屋敷の大火災を目にし、この若い隊士らは、
戻って生き恥を晒(さら)すよりは、潔く死を選んだ。

若くして、白虎隊士は、哀しいまでに「武士」だった。
御城を拝し、誇り高く、自刃して果てた。

八重の弟のような存在である伊東悌次郎(いとうていじろう)も、
この場所で、若い命を散らしている。

■所在地  :  
福島県会津若松市一箕町八幡
■公共交通  :  
あかべぇ、飯盛山下下車 → 徒歩10分のち、参道通り散策
■料金  :  
見学自由

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