会津で味わう、大人のぜいたく7. 茶室麟閣(県指定重要文化財)
鶴ヶ城の本丸内には、麟閣(りんかく)という美しい茶室がある。
この麟閣は、千利休の子・少庵が建てたと言われている。
利休が、豊臣秀吉に切腹を命ぜられたのち、
少庵は、当時の会津領主・蒲生氏郷(がもううじさと)によって、
会津に招かれ、保護された。
そうして、この会津の地にて、千家茶道の命脈はつながれた。
少庵はのちに許され京都に戻り、千家茶道を再興。
表千家、裏千家、武者小路千家と、
脈々と今の世に受け継がれている。
会津の地がつないだ、「茶の湯」の伝統。
その侘びた味わいを、この麟閣で愉しむ。
会津で味わう、大人のぜいたく―。
- ■所在地 :
- 福島県会津若松市追手町1-1
- ■連絡先 :
- 0242-27-4005(会津若松市観光公社)
- ■公共交通 :
- ハイカラさん・あかべぇ、鶴ヶ城入口下車 → 徒歩5分
- ■自動車 :
- 磐越自動車道・会津若松ICから15分
- ■駐車場 :
- 西出丸駐車場・普通車200台
三の丸駐車場・普通車38台 ・大型車5台
南口駐車場・普通車35台
※いずれも有料 - ■料金 :
- 麟閣・大人200円、小中学生無料
天守閣共通券・大人500円、小中学生150円
お抹茶・一席500円(お菓子付)