八重も幼少より仰ぎ見た、会津の象徴4. 鶴ヶ城 天守閣(国指定史跡)
鶴ヶ城の歴史は、今からおよそ六三〇年前、
葦名直盛(あしななおもり)が築いた「東黒川館」より始まったとされている。
戊辰戦争では、一ヶ月に及ぶ籠城戦を通して、
新政府軍の激しい砲撃に耐え抜いており、
難攻不落の名城と、その名を広く全国に知らしめた。
平成二十三(二〇一一)年には、
赤瓦の葺(ふ)き替えが完成し、
幕末の頃の姿が、再現されている。
八重が仰ぎ見た天守も、きっとこんな眺めだったろう。
天守閣の内部は、現在、郷土資料館になっており、
会津の歴史を、正しく、今に伝えている。
- ■所在地 :
- 福島県会津若松市追手町1-1
- ■連絡先 :
- 0242-27-4005(会津若松市観光公社)
- ■公共交通 :
- ハイカラさん・あかべぇ、鶴ヶ城入口下車 → 徒歩5分
- ■自動車 :
- 磐越自動車道・会津若松ICから15分
- ■駐車場 :
- 西出丸駐車場・普通車200台
三の丸駐車場・普通車38台 ・大型車5台
南口駐車場・普通車35台 ※いずれも有料 - ■料金 :
- 天守閣・大人400円、小中学生150円
麟閣共通券・大人500円、小中学生150円