山鹿素行(やまがそこう)生誕の地碑
photo by Nipponia Nippon

あの赤穂四十七士に多大な影響を与えた、
江戸時代前期の軍学者・山鹿素行(やまがそこう)。


その生誕の地碑が、会津若松にある。


自然石の上に踊る、その雄勁(ゆうけい)な文字は、
日露戦争の日本海海戦にて、
連合艦隊を指揮した東郷平八郎の手によるもの。


さらに、この地は、
上杉景勝の筆頭家臣・
直江兼続(なおえかねつぐ)の屋敷跡でもあり―、


「武」にまつわる、偉大な三者が集う場所。


ここは、凛たる会津の地にあって、
なお、雄壮の気が充つる。