飯盛山の、「会津さざえ堂」。 特異な二重螺旋(らせん)構造を持つこの堂内、 右回りに斜面を上り、左回りに斜面を下りる。 入口から出口まで、同じ道を辿ることはなく、 からくり屋敷のような構造を持つ、この「さざえ堂」。 近代以前に、なぜこんな近代的な思想をもつ建築が現れたのか。 歴史の不思議。