鶴ヶ城天守閣の北側、稲荷神社のすぐ隣に、 “V字型”の石段が残っている。 写真は、そのVの字の一画。 この“V字型”階段は、「武者走り」と称される。 その名の通り、武者がこの石段を駆けてゆき、 渡り櫓(やぐら)へ上り下りしたのだろう。 天守の壮麗、その裏にある、 寡黙なる”武”の、けはい。